ある足の高値(安値)が、その左右にある一定本数の足すべての価格(通常は高値/安値)よりも高い(安い)時、サインを表示します。
ちょうど、価格の「山」「谷」のようなとがった部分にサインが表示されます。
ピボットハイ
(検査範囲:前後3本の足)
ピボットロー
(検査範囲:前後3本の足)
名称
日本語名 | 英語名 |
---|---|
ピボットハイ | Pivot High |
ピボットロー | Pivot Low |
※ 日本語名はチャートやレーダースクリーンに「分析テクニックの挿入」で追加する時に。英語名はTradeStation開発環境の「開く」から各分析テクニックのコードを見たい時にどうぞ。
表示例
チャートに挿入した場合
左右一定本数のどの足よりも価格が高い(安い)足に、サインを表示します。
(黄色:ピボットハイ)(白色:ピボットロー)
レーダースクリーンに挿入した場合
本ショウミーは、レーダースクリーンでは使用できません。
使用できない理由としては、計算上前後に数本の足が必要なので、リアルタイム表示であるレーダースクリーンの場合は”右側の足”が無い状態なってしまうため、そもそも利用できないようになっているのだと思われます。
入力パラメータ
パラメータ名 | 意味 | 初期値 |
---|---|---|
価格 | 判定対象の価格 | Close |
左側参照バー数 | 判定対象に含める左側の足の本数 | 3 |
右側参照バー数 | 判定対象に含める右側の足の本数 | 3 |
PlotOffsetTicks | サインの表示位置を調整します(どのくらい外側に表示するか?) | 1 |
サイン表示条件
ある足の高値(安値)が、その左右にある一定本数の足すべての価格(通常は高値/安値)よりも高い(安い)時、サインを表示します。
アラート条件
(サイン表示条件と同じ)
メモ
サインが見にくい時はPlotOffsetTicksの数値を大きくする
初期設定では、高値(安値)とほぼ同じ位置にサインが表示されます。
サインがローソク足と重なってちょっと見にくいな、という場合は入力パラメータ「PlotOffsetTicks」の数値を大きくすると、ローソク足の外側の方に表示されるので見やすくなります。
ほとんどの銘柄の場合、「1」=1円分だけ外に描画されると思えば分かりやすいです。たとえば「PlotOffsetTicks
を10円にすると、対象足の高値より10円高い(安値より10円低い)位置にサインが表示されます。