こんにちは。トレステやEasyLanguageに関するブログ「EasyLanguage研究所」を運営してきた、しゅん@ELプログラマーです。
既に多くの話題となっておりますが、マネックス証券が2020年8月7日をもって「トレードステーション(TradeStation)」のサービス提供を終了することになっています。
僕が運営してきたブログ「EasyLanguage研究所」では、トレードステーションで利用できるプログラミング言語「EasyLanguage」の内容を中心に情報発信してきましたので、非常に残念です。
ネット上では「トレステ終了」に戸惑い、今後どうすればよいのか途方に暮れている方も多いようです。
(以下、Twitterでもつぶやいた内容です。いいねの数を見ても困っている方は多数いらっしゃるようです)
さて・・皆さんトレステロスですか?僕もです(泣)
— しゅん@ELプログラマー (@eltraders) May 10, 2020
今僕の方で #トレステ の代替案について、有料無料問わず数十種類のツールやサービスをリサーチしているので、ある程度まとまったらブログ記事なりPDFなりにまとめて共有したいと思います。(なんとか今月中には)
— しゅん@ELプログラマー (@eltraders) May 10, 2020
あきらめるのは、まだ早い。
・・まだ、あきらめるのは早いです。
実はトレステ以外にも、株式投資に役立つツールやシステムはたくさん存在しております。
・トレステのようにインジケーターやストラテジーを専用プログラミング言語で自作できるツール
・トレステよりも高機能なバックテストツール
・Excelから自動発注が可能な証券会社純正ツール
僕自身も、完全にトレステのみを利用していたわけではないですし、また今後僕自身の活動も方針転換しなければならないため、トレステ以外の様々なツールをリサーチしてきました。
その中で「お、これはトレステの代替候補になりそう!」と思えたツールをいくつか発見することができました。
中には高度なチャート分析やバックテスト機能を搭載したツールもあり、トレステ以上のことができるんじゃないかと期待できるツールもあります。
代替ツール、あなたならどれを選ぶ?
・EasyLanguageで作成した独自のインジケーターやストラテジーをチャートで使いたい
・レーダースクリーンで多数の銘柄を監視したい
・スキャナーで独自条件のスクリーニングしたい
・詳細なバックテストを実施したい
・自動売買を実践したい
ですので、人それぞれトレステに求めていたことが異なり、代替ツールを紹介するにしても一概に”これだけ使えばOKです!”とは言いづらいです。
また、代替ツールの中には月額コストが発生するものも多いので、購入する前に色々と情報を集めて比較しながら自分に合うツールを見つけたい方も多いと思います。
そこで今回、「トレステ・ロス」で困っている方のために、僕がリサーチした結果やツール選定のヒントについてPDFや動画で公開していくことにしました。
以下にご紹介するように、ツール選びを進めていく上で押さえておきたいチェックポイントや、具体的にいくつかのおすすめツールを動画で操作しながら解説したレビュー動画などを公開していきます。
本ページから登録すると受け取れるもの
1. トレステ代替ツールを選ぶうえでのチェックポイント
(約30ページのPDFレポート)
これからトレステ代替ツールを選んでいくうえで一番重要なのは、「自分にとってトレステのどの機能が必要なのか」を整理することです。
トレステは非常に高機能なツールだったので、すべての機能を丸々備えた他のツールというのは残念ながら存在しませんが、「トレステのこの機能であれば代替できる」というツールはあります。
ですので、自分が必要としている機能を把握しておけば、各ツールの性能を比較する時に役立ちますし、ある程度妥協できるポイントも見つかります。場合によっては用途ごとに複数のツールを使い分けるアイデアが浮かぶかもしれません。
また逆にトレステがあまりに高機能だったため、トレステでは出来て当たり前だったことが、いざ他のツールを使い始めてみると出来なくなることも結構あったりします。
特にこれまでトレステだけを利用してきた方は、どのような機能が一般的に難しいのかを知っておくと、ツール選びで注意しておくべきポイントも把握しやすいです。
PDFレポートでは以下のカテゴリごとに、ツール選びでチェックしておきたいポイントをご紹介しています。
1. 株価データ(チャートその他)
2. 銘柄登録とリアルタイム監視
3. スクリーニング(銘柄抽出)
4. アラート通知
5. バックテスト
6. 手動発注と自動売買
7. プログラミング
8. 運用
2. 4つのオススメツールを実際の操作画面付きレビュー
(約20分の動画 x 4ツール)
上のチェックポイントをふまえたうえで、トレステの代替候補となりそうな4種類のツールについて、僕が実際に操作しながらレビューした動画をプレゼントします。
【その1】
インジケーターの自作も可能!
チャート分析機能が充実している「TradingView」
TradingView(トレーディングビュー)は、ブラウザ上で動作するチャート分析に特化したサービスです。
チャート機能が非常に充実しているのに加えて、インジケーターやストラテジーを専用プログラミング言語で自作することもできるため、トレステでプログラムを作ってきた方にはオススメしたいツールです。
簡単なスクリーニング機能も用意されていますし、アラート通知機能もトレステより充実しているため、使い方によってはトレステ以上のことができるはずです。
【その2】
EasyLanguageが使える!
トレステに最も近い「マルチチャート」
マルチチャートは、最もトレステに近いツールです。
現状では国内株式データを自分で用意しなければならないのですが、何よりトレステのEasyLanguageがそのまま使えますので、これまで作ってきたインジケーターやストラテジーをそのまま移植できます。
さらに、他のツールでは不可能な「パラメータ最適化テスト」や、トレステですら不可能だった「ウォークフォワードテスト」なども標準で利用できます。細かいバックテスト検証をしたい方には非常にオススメです。
【その3】
Excelを利用してデータ取得や発注が可能!
証券会社純正ツール「岡三RSS」
日頃Excelを活用されている方にオススメなのが「岡三RSS」です。岡三オンライン証券純正のツールで、Excelアドインとして動作します。
こちらのツールを使うと、Excel関数で銘柄情報や株価などのデータが取得できたり、リアルタイムの板情報や歩み値などをExcelシート上に表示させることで自分だけの監視環境を作ったりもできます。
さらにExcelから直接発注することもできるため、自動売買システムの構築を目指すことも可能です。
【その4】
複数銘柄のバックテストが可能!
日本株バックテストツール「イザナミ」
「イザナミ」は、ある売買ルールで毎日サイン発生した銘柄を日々トレードしていたらどんな結果になったか?という複数銘柄バックテストが可能なツールです。
トレステでは銘柄を1つ指定し、それに売買ルール(ストラテジー)を設定してバックテストを行なっていたと思いますが、日本株をトレードされている方は「自分が気に入っているテクニカル指標などのサインが発生した銘柄を毎日探してトレード」という運用をしている方も多いと思いますので、イザナミの複数銘柄のバックテスト機能はかなり面白いと思います。
また、外部のデータを連携させたり、他銘柄との相関を売買ルールに盛り込んだりなど、なかなか高度な検証も可能です
・・以上4つのツールについて、主要機能・おすすめポイント・料金体系などをレビュー解説した動画を公開します。
実際にツールを操作しながら解説しますので、利用した際のイメージもわきやすいかと思いますし、ツールを有料契約してからでないと確認できないような機能も紹介しておりますので、これからツールを選んでいくうえでの貴重な資料となるはずです。
3. メルマガ「トレードテック通信」
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このメルマガでは、僕がブログやTwitterで公開した情報や、様々なツールに関する勉強会やオンラインセミナーの開催などをお知らせします。
登録方法について
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緊急レポート「アフター・トレステ」
次の”相棒”、一緒に探しませんか?
株の先生のような方だと、ツールに関しては自分が利用しているものをオススメすることが多いと思うのですが、僕は元々開発する側の人間ですし、株式投資以外でもシステム屋としてクライアントさんに様々なツールやシステムを提案してきた経験があります。
ツールやシステムというものに絶対の正解はなく、その人にとって最適なものはまったく異なるということもよく知っています。
ですので、「絶対これがオススメです!これだけ使えばOKですよ」という言い方はせず、「チャート分析重視ならこのツールがオススメ、でもバックテスト重視ならこちらのツールがオススメ、・・」といった感じで、それぞれの目的に応じたツールをご提案していこうと思っております。
エンジニア(技術者)視点の情報として、他では聞けない内容もたくさん用意しております。今回のレポートや動画が、あなたの新しい相棒となるツールを見つけるきっかけとなれば幸いです。
しゅん@ELプログラマー