1本の単純移動平均線を表示します。
名称
日本語名 | 英語名 |
---|---|
移動平均線(1本) | Mov Avg 1 Line |
※ 日本語名はチャートやレーダースクリーンに「分析テクニックの挿入」で追加する時に。英語名はTradeStation開発環境の「開く」から各分析テクニックのコードを見たい時にどうぞ。
表示例
チャートに挿入した場合
1本の移動平均線(単純移動平均線)を描画します。
レーダースクリーンに挿入した場合
1本の移動平均線(単純移動平均線)の値を表示します。
No | 列名 | 意味 |
---|---|---|
1 | 移動平均線(1本) | 現在の移動平均線の値 |
入力パラメータ
パラメータ名 | 意味 | 初期値 |
---|---|---|
価格 | 計算対象の価格 | Close |
期間 | 計算対象の期間 | 9 |
移動 | 前後に何足ずらすか?(+で左、-で右) | 0 |
アラート条件
(1) 「価格」が移動平均値を上抜けた時(cross over)
(2) 「価格」が移動平均線を下抜けた時(cross under)
メモ
「価格」の指定について
通常はClose(終値)のままでOKです。ここにはEasyLanguage式を設定できるので、例えばHigh(高値)を設定すると高値の移動平均に、Range(値幅)を設定すると値幅の移動平均になります。
「期間」の指定について
日数ではなく足数での指定になります。
日足チャートで使用すれば足数=日数なので、期間を「25」にすれば25日移動平均線になります。
5分足チャートで使用した場合は、期間を「25」にすると直近25本の5分足における平均値となります。
「移動」の指定について
移動平均線を前後にずらす時に使えます。「移動」を正数にすると左に、負数にすると右に移動します。
内部的にはPlot1[N]関数を使い、現在足における値を前後の足にプロットするような処理をしているようです。