指値・逆指値:エグジット

価格と株数を指定した指値/逆指値注文ができるストラテジーです。

名称

日本語名 英語名
指値・逆指値:エグジット _StpOrLim Exit

※ 日本語名はチャートに「ストラテジーの挿入」で追加する時に。英語名はTradeStation開発環境の「開く」から各ストラテジーのコードを見たい時にどうぞ。

決済条件と表示例

エントリーは任意の足において、
買いまたは売りの成行で100株を売買しています。

※ 各パラメータの詳細については下の「入力パラメータ」を参照ください。

買いポジションの決済

指値注文による買いの手仕舞い(現在価格より上)

SellOrCover StopOrLimit TriggerPrice ExitQuantity 意味
1 2 23800 100 23,800円で100株の指値注文

逆指値注文による買いの手仕舞い(現在価格より下)

SellOrCover StopOrLimit TriggerPrice ExitQuantity 意味
1 1 22800 100 22,800円で100株の逆指値注文

売りポジションの決済

指値注文による売りの手仕舞い(現在価格より下)

SellOrCover StopOrLimit TriggerPrice ExitQuantity 意味
2 2 22500 100 22,500円で100株の指値注文

逆指値注文による売りの手仕舞い(現在価格より上)

SellOrCover StopOrLimit TriggerPrice ExitQuantity 意味
2 1 23800 100 23,800円で100株の逆指値注文

入力パラメータ

パラメータ名 意味 初期値
SellOrCover 1:買いの手仕舞い / 2:売りの手仕舞い 1
StopOrLimit 1:逆指値注文 / 2:指値注文 1
TriggerPrice 指定する価格 100
ExitQuantity 取引株数 1000

メモ

SellOrCoverとStopOrLimitは「1」か「2」を推奨

EasyLanguageコードを見ると、
SellOrCoverとStopOrLimitは「1またはそれ以外」という条件になっているようです。

なので、0や3でも「2」にした時と同じ動作になりますが、
ややこしいので「1」か「2」を使うと覚えておくのが良いと思います。

価格にEasyLanguageコードを書けば、より柔軟なストラテジーも作れる

本ストラテジーは価格を指定した指値/逆指値の注文となるため、
バックテストよりはリアルタイム運用時に目安として使いやすいかなと思います。

もし価格の指定を状況に応じて変えたい場合は、
「入力パラメータにEasyLanguageを直接書き込む」テクニックを使う方法があります。

例えば「売り手仕舞いの逆指値注文」で、
以下のように価格(TriggerPrice)を「High+200」と指定すると・・

以下のように、前の足の高値+200円上で常に逆指値注文を入れる形になります。

(黄色矢印の足における高値が22,300円なので、
 この足の生成後に22,500円の逆指値注文が入り、翌日到達して決済となっています)