金額トレーリング：エグジット

損切りまでの金額を固定したトレーリング注文を行なえるストラテジーです。

【トレーリング注文とは？】
エントリー後に損切り注文を設定し、最高値が更新されるごとに損切り価格も自動で切り上がっていくような注文の事。（売りの場合は逆）

名称

※ 日本語名はチャートに「ストラテジーの挿入」で追加する時に。英語名はTradeStation開発環境の「開く」から各ストラテジーのコードを見たい時にどうぞ。

エントリーは任意の足において、
買いまたは売りの成行で100株を売買しています。

パラメータは以下の設定で動作させています。

PositionBasis	Amount	意味
false	500	エントリー後、常に最高値の500円下（売りの場合は最安値の500円上）を損切りラインに指定します。（最高値/最安値が更新されるごとに、損切りラインも自動で変更されます）

※ 各パラメータの詳細については下の「入力パラメータ」を参照ください。

エントリーが発生した足までは、
（エントリー価格－５００）円が損切りラインになります

その後、価格がエントリー時から上昇し最高値が更新されるごとに、
損切りラインも同じ金額分上昇します。

（例）
・エントリーが20,000円 => 損切りラインは19,500円
・価格が20,300円に上昇 => 損切りラインも19,800円に上昇

エントリーが発生した足までは、
（エントリー価格＋５００）円が損切りラインになります

その後、価格がエントリー時から下落し最安値が更新されるごとに、
損切りラインも同じ金額分下落します。

（例）
・エントリーが20,000円 => 損切りラインは20,500円
・価格が19,800円に下落 => 損切りラインも20,300円に上昇

パラメータ名	意味	初期値
PositionBasis	falseの時：エントリー価格から【Amount】円下（売りの場合は上）を損切り価格とします。 trueの時：ポジション全体の最大含み益から【Amount】円減少したら損切りします。	false
Amount	指定する金額	1

トレーリング注文は、買いの場合であれば、
常に最高値から一定価格下を損切りラインとして設定し、
タッチしない限り最高値が更新される度にラインも上昇していくような注文方式です。

ですので、急激な下落がなく、じわじわと価格が上昇していくような局面では、
固定値で利益確定をするよりも大きく利益を得られることが期待できます。

通常の利確/損切り注文と比較しながら、最適な手仕舞いの方法を探ってみるのも面白いかと思います。