スロー・ストキャス:エントリー(買い/売り)

%D値が売られ過ぎ/買われ過ぎにある状態で、%D値とスロー%D値がクロスした時、エントリーします。

名称

日本語名 英語名
スロー・ストキャス:買いエントリー Stochastic Slow LE
スロー・ストキャス:売りエントリー Stochastic Slow SE

※ 日本語名はチャートに「ストラテジーの挿入」で追加する時に。英語名はTradeStation開発環境の「開く」から各ストラテジーのコードを見たい時にどうぞ。

エントリー条件と表示例

以下、ストラテジーの設定が
初期設定(入力パラメータが初期値)の時の動作になります。

また、見やすいように、
”エントリーから5足経過後”で強制決済しています。
(「経過足数:買い(売り)エグジット」を使用)

買いエントリー

%D値が「売られ過ぎ領域」にある状態で、
%D値がスロー%D値を上抜けした時、
次の足の寄付きに成行注文で買いエントリーします。

売りエントリー

%D値が「買われ過ぎ領域」にある状態で、
%D値がスロー%D値を下抜けした時、
次の足の寄付きに成行注文で売りエントリーします。

入力パラメータ

買いエントリー/売りエントリー、共通です。

パラメータ名 意味 初期値
Length スローストキャスティクス計算対象の期間 14
OverSold(買いの時)
OverBought(売りの時)
この%D値以下を「売られ過ぎ」とする
この%D値以上を「買われ過ぎ」とする
20
80

メモ

「売られ過ぎ/買われ過ぎ」領域内でのクロスが必要

基本的には%D値とスロー%D値のクロスでエントリーしますが、
「売られ過ぎ/買われ過ぎ」領域内でクロスしなければいけない点に注意です。

例えば、上で紹介した買いエントリーのチャートでは、
その後もう一度クロスが発生しているのでここでもエントリーしそうですが、
2015/09/09の%D値をよく見ると「20.48」となっており、
売られ過ぎ領域から戻ってきているためエントリーが発生していません。

あれ、サインが出ない・・おかしいな?と思ったら、%D値も確認してみてください。