テキストファイルに読み書きできるStreamReader/StreamWriterクラスのサンプルコード

EasyLanguageでは外部のテキストファイルを読み書きできます。

EasyLanguageで取得した価格情報、ファンダメンタル情報、ログなどを出力したり、あるいは独自の設定ファイルや外部データを読み込んでストラテジー条件に組み込んだりレーダースクリーンに表示させたり、など使い方は無限大?です。

概要

本サンプルプログラムでは、以下の手順を行なっています。

(1) テキストファイル「ELT_OOELDict_StreamRW.txt」をStreamWriterで新規作成
(2) テキスト3行を書き込んで保存
(3) 保存した同テキストファイルをStreamReaderで読み込み、3行すべてを印刷ログに出力

チャートに挿入するインジケーターとして作成しているので、LastBarOnChartExを利用して「最新のチャート足(一番最近生成された足)」で実行されるプログラムとなっております。

EasyLanguageサンプルコード

インジケーターを新規作成して以下のコードを貼り付け、チャートに設定ください。

(※ 事前にCドライブ直下に「TradeStationFiles」フォルダをご用意ください)

using elsystem;
using elsystem.io;
using elsystem.text;

//
// 事前にCドライブ直下に「TradeStationFiles」フォルダをご用意ください。
// ファイル場所を変えたい場合は、FILE_PATH内のパスを適宜変更ください。
//
Consts:
    FILE_PATH( "C:\TradeStationFiles\ELT_OOELDict_StreamRW.txt" );
    
Vars:
    StreamWriter SW( NULL ),
    StreamReader SR( NULL );
    
Once ( LastBarOnChartEx ) Begin
    
    //---------------------------------------
    // ファイルの書き込み
    //  テキストファイルを新規作成し、3行書き込みます。
    //---------------------------------------
    SW = StreamWriter.Create( FILE_PATH, false, Encoding.UTF8 ); // falseをtrueにすると「追記モード」
    
    SW.WriteLine( "abcde" );
    SW.WriteLine( "123" );
    SW.WriteLine( "あいうえお" );
    
    SW.Close();
    
    //---------------------------------------
    // ファイルの読み込み
    //  テキストファイルを読み込み、内容を印刷ログに出力します。
    //---------------------------------------
    SR = StreamReader.Create( FILE_PATH, Encoding.UTF8  );
    
    While Not SR.EndOfStream Begin
        print( SR.ReadLine() );
    End;
    
    SR.Close();
    
End;

{ ** Copyright © Trade Tech All Rights Reserved ** }

表示例

本クラスの使いどころ

外部テキストファイルの読み書きが可能になると、様々な場面で役立ちます。

EasyLanguageコードやテキストファイルの内容を変えてみるなど試しながら、動作を確認してみてください。

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