トレードステーション標準のマニュアルって、関数の引数やクラスのプロパティの型が「Object」になっている事、多いです。
Objectはあらゆるクラスの基底クラスなので、「実際の型(クラス)は何なの?」と調べたい時は、ObjectクラスのメソッドであるGetTypeを使いましょう。
ちょうどPriceSeriesProviderを使っている時に、「Data」や「Open」といったプロパティが何の型(クラス)なのか?という情報が必要だったので、以下のようにGetTypeの結果を印刷ログウィンドウへ出力してみました。
vars: PriceSeriesProvider oPsp; // // PriceSeriesProviderで // 価格情報を取得する命令をごにょごにょ書く // Print(oPsp.Data.GetType().ToString()); Print(oPsp.Open.GetType().ToString());
<出力結果>
tsdata.marketdata.PriceSeries
tsdata.marketdata.DoubleSeries
このように、今回はPriceSeriesProvider関連で用意されているクラスである事が判明しました。
僕もすべてのクラスを把握しているわけではないので、よく分からない時はこのようにGetTypeで型をチェックするようにしています。
新たな処理の記述に使えるのはもちろん、そもそも知らなかったクラスの発見にもなるので、一石二鳥です。
GetType、ぜひ使ってみてください。